日本酒の選び方 おすすめ10選

日本酒をどう選んでいいか分からない。

そんなお悩みはございませんか。

 

何を基準に選べばいいのでしょう。

大吟醸や純米酒といった特定名称酒で選ぶのが一番多いでしょうか。

 

ここではそのお酒について公表されている数値(スペック)で選ぶ方法をお伝えしたいと思います。

 

日本酒には、日本酒度、酸度、アルコール度、と度数のオンパレードです。

それをどう読み取って、味を想像し、選んでいくのか。

日本酒度、酸度、アミノ酸のスペックについてはこちらで詳しく説明しています。

 

まずは、自分の好みを把握しよう!
初心者の方でもわかりやすいよう、スペックに特徴のあるものに着目して、厳選しました。

 

日本酒成分の比較一覧表

今回ご紹介するのは以下の10酒

※赤字で示しているところは平均値から大きく外れているもの、つまりそのお酒の特徴といえます。

アルコール度 日本酒度 酸度 アミノ酸度
伝心 純米吟醸 雪 1516 +2 1.5 1.3
六根 山廃純米 19 +18 2.1
蒼斗七星 特別純米65木槽搾り 17~18 +2 2.0
澤乃花 ささら 超辛口純米吟醸 16 +12 1.4 1.0
春鹿 純米 超辛口 15 +12 1.3  
亀の尾蔵舞 15 -8.9 2.3  
亀泉 純米吟醸生原酒 酵母CEL-24 14 -13 1.8 1.0
大倉 源流 水もと純米直汲み生原酒 17.5 -30 4.4 2.8
八海山 特別本醸造 15.5 +4 1 1.2
伝心 純米 稲 1516 +1.5 1.3 2.2

おすすめの日本酒  スペックで選んでみよう当店の10選

 

伝心 純米吟醸 雪 |一本義酒造

まずはオーソドックスなタイプをご紹介。
これと他のものを飲み比べると分かりやすいでしょう。

酒蔵
一本義久保本店

蔵があるのは、日本三大名山のひとつ、霊峰白山の懐に抱かれた、奥越前勝山。
清らかな水、美しい田、極寒の冬という酒造りに最適な風土。
その地で明治35年に創業。
以来、百有余年にわたり、福井県の食生活の中で育まれ、
昭和の初めごろより福井県内の酒造家としては製造・販売高ともにトップブランドに成長しました。
地元の契約栽培農家と共に「酒造りは米づくりから、米作りは土壌づくりから」を合言葉とし、その土地の味を表現するテロワールを大切にした「伝心」シリーズはさらなる進化を遂げています。

商品説明

春、雪解け水は幾年もかけて地中深くに浸み込みながら、自然のフィルターで濾された後、酒蔵の井戸に湧き出てきます。ピュアな仕込み水の印象そのままに、「綺麗で穏やかな香り、透明感にあふれた清々しい味わい」が特長的なお酒です。

生産者 一本義久保本店(福井県)
原料米 五百万石、山田錦
精米歩合 55%
酵母 自社酵母
度数 15~16%
日本酒度 +2
酸度 1.5
アミノ酸度 1.3

 

価格 1800ml 3,146円(税込)
製造者 一本義久保本店
住所 福井県勝山市沢町1丁目3-1
電話 0779-87-2500
HP https://www.ippongi.co.jp/

 

六根 山廃純米 |松緑酒造

アルコール度数はかなり高めの19度。
日本酒度は驚異の+18。
昔ながらの山廃造りでガツンとくるお酒です。

山廃づくりを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

酒蔵

松緑酒造

蔵があるのは、青森県、奥羽山脈の西側の弘前市。
春の見事な桜で知られる弘前城の城下町にあります。
酒仕込は晩秋に始まり、冬が終わるまで続きます。蔵はその間に凍てつく寒さと深い雪に包まれます。
この地の北側にそびえ立つ岩木山は、世界自然遺産・白神山地系の山であり、
地元では津軽富士と呼ばれ、津軽の大地に幾多の恵みをもたらします。
松緑酒造は、江戸時代からこの地で酒母造りを生業とし、津軽一円の造り酒屋に販売していました。
その後、自ら志す酒、即ち「原料にこだわり、手仕事にこだわり、安心して飲める、地域に愛される、飲み飽きない酒」を醸すことを求めて、1904年(明治37年)日本酒製造へと事業転換を図りました。
新たな酒造りへと挑戦する「六根シリーズ」は松緑酒造の原点でもある酒母造りの技、代々伝承される酒造りの技あってのものです。

松緑酒造の酒蔵紹介では製造責任者の合田孝氏から酒造りに関する記事を掲載しています。この機会にご一緒にご覧ください。

 

商品説明

なんと日本酒度+18という超辛口でキレッキレのお酒です!超辛口でありながらも尾を引かない切れの良さがあります。アルコール度数も19度と飲み応えも抜群!

生産者 松緑酒造(青森県)
原料米 華吹雪
精米歩合 70%
酵母 非公開
度数 19度
日本酒度 +18
酸度 2.1
アミノ酸度 非公開

価格 1800ml 3,300円(税込)
製造者 松緑酒造
住所 青森県弘前市大字駒越町58番地
電話 0172-34-2233
HP https://matsu-midori.com/

 

蒼斗七星 特別純米65木槽搾り |青砥酒造

アルコール度数が高めのお酒。
ボリュームのある味わいをどうぞ。

酒蔵

青砥酒造

蔵があるのは、古来より良質の砂鉄が採れることで知られる島根県安来市。
戦国時代には、鉄をめぐって尼子、毛利両軍の激突の地となりました。1895年(明治28年)に、創業した青砥酒造は、その両軍が戦った山のふもとの静かな街道沿いにあります。
緑豊かな景色は当時から変わりません。
「人生すべからず、ほろ酔い程度がちょうどいい」という三代目の信念と共に、
代々受け継いできた酒造りへの思いや伝統を大切にしつつ、
今、喜ばれる酒は何かを問ながら、新しい酒造りにチャレンジされています。

商品説明

蒼斗七星は、酒が「生まれる瞬間」と、「生まれ持った個性」を大切にする青砥酒造の思いを結晶させたお酒です。
その個性を生かすために、「無濾過」「無加水」にこだわり、「スッキリ飲みやすいお酒」を表現。
「木槽搾り」とは、もろみを詰めた酒袋を並べて積み重ね、上から圧力をかける搾り方。
軽快な酸味と旨味が絶妙に調和した1本です。

story
- 名前の由来 -
青砥酒造のこだわりが詰まった酒「蒼斗七星」は、青砥酒造五代目が、初めて酒造りに関わった2009年に生まれました。
それは、仕込みタンクに、仕込み水と掛麹を入れたときのこと。青色のタンクの中に散らばった掛麹が、五代目には宇宙で瞬く無数の星のように見えました。“このタンクの中に宇宙がある!”このときの感動を「蒼斗(あおと)」という美しい響きのなかに込めました。
また、昔は旅人が北斗七星を見て、自分の今いる場所を確認し、進むべき方向を決めていたことから、
「蒼斗七星」が青砥酒造の今後進むべき道を照らす星明かりとなるように…。
そして、点である星と星を繋げると星座という一つの形を描くように、「蒼斗七星」を酌み交わすことで、
人と人が繋がって新たな場を作り出したり、絆を深めたりすることができたら…。
「蒼斗七星」は、そんな気持ちを込めながら、最後まで丁寧に丁寧に作った日本酒です。

 

生産者 青砥酒造(島根県)
原料米 島根県産佐香錦
精米歩合 65%
酵母 非公開
度数 17~18度
日本酒度 +2
酸度 2.0
アミノ酸度 非公開

価格 1800ml 2,860円(税込)
製造者 青砥酒造
住所 島根県安来市広瀬町布部1164-4
電話 0854-36-0006
HP http://aotoshuzo.co.jp/

 

澤乃花 ささら 超辛口純米吟醸 |伴野酒造

日本酒度の高いお酒
+12はかなりの辛口です。
度数は16度、酸度は1.4とどちらも平均的なので、
日本酒度が高いとこうなる、という味わいが分かりやすいお酒だと思います。

酒蔵

伴野酒造

蔵があるのは、北は浅間山、東は荒船山、南は八ヶ岳、3方を山に囲まれ、
南北に千曲川が流れる、自然に恵まれた長野県佐久市。
創業は明治34年。
蔵のコンセプトは「一盃が“旨い”、二盃が“心地良い” 清らかな酒」
一本一本を明確なコンセプトで醸し、シンプルで分かりやすいお酒を造られています。

商品説明

吟醸香と味の膨らみ、後口のドライなキレと辛さが特徴のお酒です。
香りがとにかく良い。リンゴやメロン、パイナップルといったフルーティ香がとても華やかです。
口に含んだ瞬間から刺激を感じます。穏やかな甘みと旨味も同時に感じられ、
徐々に酸味、苦みも加わり、最後まで刺激は強く、飲みごたえのあるお酒です。

生産者 伴野酒造(長野県)
原料米 ひとごこち
精米歩合 60%
酵母 9号系+M310
度数 16度
日本酒度 +12
酸度 1.4
アミノ酸度 1.0

価格 1800ml 2,640円(税込)
製造者 伴野酒造
住所 長野県佐久市野沢123
電話 0267-62-0021
HP http://www.sawanohana.com/

 

春鹿 純米 超辛口 |今西清兵衛商店

こちらも日本酒度の高いお酒
+12でかなりの辛口。
度数は15度、酸度は1.3と先ほどの澤の花ささらと同じくらいですが、
純米吟醸酒と純米酒の違いがあります。
その違いを飲み比べるのも面白いのではないでしょうか。

酒蔵

今西清兵衛商店

蔵があるのは、古都、奈良。世界遺産の大仏殿や春日大社、奈良公園のすぐ近くです。
明治17年、みりん、あられ酒の製造を開始し、明治天皇もお気に召し、宮内省ご用達に。
昭和に入り、今西清兵衛商店として法人化し、伝統を受け継いでいます。
米を磨く。水を磨く。技を磨く。心を磨く。そんな理念の元、
白米から造る日本酒の始まりといわれる奈良の南部諸白(なんぶもろはく)の伝統を今に伝えています。

商品説明

伝統ある技術が生んだ究極の辛口酒。
見事に調和したコクとキレをご賞味ください。
穏やかな香りとまろやかな口当たり、凛としたキレ味の良さは魚介類との相性抜群。
冷やして軽快に、お燗酒ではキリッとした旨味が広がります。

生産者 今西清兵衛商店(奈良県)
原料米 五百万石
精米歩合 60%
酵母 協会901号
度数 15度
日本酒度 +12
酸度 1.3
アミノ酸度 非公開

価格 1800ml 2,992円(税込)
製造者 今西清兵衛商店
住所 奈良市福智院町24-1
電話 0742-23-2255
HP https://www.harushika.com/

 

亀の尾蔵舞 |竹野酒造

こちらは日本酒度の低いお酒
-8.9で結構な甘口。
酸度も2.3と高い方なので、甘すぎるのを防ぎいいバランスが取れています。

酒蔵

竹野酒造

蔵があるのは、京都府京丹後市。
丹後半島のどかな情景と少し行けば水色に輝く日本海、遠くの山が美しく
蔵元の横には壮大な田畑が広がります。この地域ではお米だけではなくフルーツなどの栽培も盛んです。
そんな地域で地元を大切にし、地元の農家さんたちと手を取り、地元のお酒を造られています。

商品説明

甘口で華やかな香り。口に含んだ瞬間みかんのような甘みを感じます。
旨味も濃く徐々に膨らんできて後味にピリピリとした刺激を感じます。
ボリューム感もあります。

あまり酒に馴染みの無い方へ、どうぞ「初めての酒」としてぴったりです。
イメージはこう。とある寿司屋に女性社員が上司に連れられて訪れ、勧められるがままに口にしたその酒への感想。
「日本酒って、思ったよりおいしい。」

story
たった3kg。しかし可能性を秘めた3kg。「亀の尾という米を栽培したのだが」そうおっしゃる芦田氏から受け取った3kgの種籾から、蔵舞のすべては始まったのだ。いや、その数年前からすべては混ざり合っていたのかもしれない。

 平成12年の秋。当社竹野酒造の或る地、弥栄町在住の郷土史家・赤米博士の芦田行雄氏は、幻の米と呼ばれる亀の尾を当社に持ち込まれた。酒造りにおいては、3kgの米では何もできないため、1反の田を作ってもらえる農家を探すこととなる。そして、地元の吉岡邦雄氏に、この亀の尾を託すこととなった。
そして次年度、秋になって目の当たりにした光景は、田一面に広がる赤や黒の穂だった。赤や黒の穂、これらを1本1本抜き穂することとした。そしてついに、吉岡邦雄氏の労苦の甲斐あって約300kgあまりの亀の尾が収穫できたのである。

翌年の種籾を残し、残った玄米で試験醸造を開始する。初めて仕込む米であり、困難な試行錯誤の繰り返し。
精米歩合は原型精米できる60%とし、酵母は自家酵母を使用、純米酒とすることを決める。そして搾られた亀の尾は、甘口で、かつキレのよい旨味のある純米酒であった。

平成14年には亀の尾蔵舞の本格発売が始まった。その後、本田進氏により無農薬栽培、当蔵頭の藤原薫氏、岡本毅氏らにより亀の尾の栽培が続いており、平成22年、8作り目の発売となった。亀の尾の種籾を受け取ったあの日から、いや、それよりもずっと以前から、人と人とはただつながっていたのではなく、混ざり合っていた。

その後2010年、平成22年春季 全国酒類コンクール純米部門に応募したところ、第1位を獲得。続いて2012年春、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2012年にて金賞を受ける。

生産者 竹野酒造(京都府)
原料米 亀の尾
精米歩合 60%
酵母 自家酵母
度数 15度
日本酒度 -8.9
酸度 2.3
アミノ酸度 1.2

価格 720ml 1,848円(税込)
製造者 竹野酒造
住所 京都府京丹後市弥栄町溝谷3622-1
電話 0772-65-2021
HP https://yasakaturu.co.jp/

 

亀泉 純米吟醸生原酒 酵母CEL-24 |亀泉酒造

こちらも日本酒度の低いお酒
-13でかなりの甘口。
こちらは酸度も平均的で-13の日本酒度をそのまま体感できるのではないでしょうか。
またCEL24という香りも甘みも強い酵母にも注目です。

酒蔵

亀泉酒造

蔵があるのは、高知県土佐市。自然豊かな波介山の麓です。
明治30年、11名の日本酒好き有志が集まり酒造りを開始。120年以上の歴史があります。
江戸時代の参勤交代の頃から、どんな干ばつがあっても涸れることのない「万年の泉」と呼ばれる街道一美味しい水が湧き出る泉があり、その水から造るので酒の名を「亀泉」と名付けました。

商品説明

地底から湧き出る泉から仕込水を使い、精米歩合50%で造られています。
CEL24という酵母は、非常に香りが強く、開けた途端パイナップルのような甘いフルーツの香りが広がります。
この酵母はデビュー当時とても話題になり、その中でも亀泉は一番人気を誇りました。
香りが強く立ち、酸味と甘味の絶妙なバランスが、まるで白ワインのような味わいです。
スペックがそのまま書かれているラベルも斬新!

生産者 亀泉酒造(高知県)
原料米 八反錦
精米歩合 50%
酵母 CEL24
度数 14度
日本酒度 -13
酸度 1.8
アミノ酸度 1.0

価格 1800ml 3,685円(税込)
製造者 亀泉酒造
住所 高知県土佐市出間2123-1
電話  088-854-0811
HP http://www.kameizumi.co.jp/

 

大倉 源流 水もと純米直汲み生原酒 |大倉本家

日本酒の原点といえる水酛造り。室町時代からの歴史があります。
しかし、今ではほぼ途絶えており、水もとを造っている蔵は片手で数えるくらいです。
度数17.5%、日本酒度-30、酸度4.4、アミノ酸度、2.8の、
どれも平均から大きく外れる、甘口の珍しいお酒です。

酒蔵

大倉本家

蔵があるのは、奈良県香芝市。
奈良盆地の西北端に位置し、大阪・奈良の境界をなす二上山の麓は大阪の中心部から25km圏内にあります。
二上山の豊かな自然に抱かれた市内には、古墳群や天皇陵、古代史の舞台に出てくる史跡・文化財が多く存在します。
明治29年、大倉勝治商店として創業。吟醸酒以外はすべて山廃仕込みという、伝統を大切にされている蔵元さんです。
そして、代々守られてきた、『水もと仕込み』を絶やさぬよう、努力されています。

水酛とは速醸よりも、生酛よりももっと古い伝統的な造りです。
日本酒の原点とも言える造り方で、造り方も難しく、どうしても安定性に欠けるため大正時代にはほぼ途絶えました。
大倉本家さんでは御神酒として造られる濁酒に水酛造りが代々使われていました。

商品説明

個性派甘酸っぱい大倉の“直汲み”。
今から600年以上の前に確立された醸造法である「水もと」を現代にアレンジしたお酒。
バナナ、パイン、梨、カスタードクリーム、はちみつのような香りを感じます。
直汲みですがガス感はそこまで強くなく、
口に含んだ瞬間、トロ~ンとした粘度のある甘みと
強い酸味が主張する甘酸っぱい味わいです。
ちょっとずつ優美に味わっていただきたいお酒です。

生産者 大倉本家(奈良県)
原料米 ひのひかり(自家栽培米)
精米歩合 70%
酵母 非公開
度数 17.5度
日本酒度 -30
酸度 4.4
アミノ酸度 2.8

価格 1800ml 3,300円(税込)
製造者 大倉本家
住所 奈良県香芝市鎌田692
電話  0745-52-2018
HP https://kinko-ookura.com/

 

八海山 特別本醸造 |八海醸造

透明感あふれるお酒。酸度が低く、どんな食事にも合います。
お酒だけではなく、食事と合わせての楽しみ方も日本酒の楽しみ方の大きな要素です。

酒蔵

八海醸造

蔵があるのは、米どころ新潟県南魚沼。日本屈指の豪雪地帯。低温多湿な冬の気候や、
八海山の伏流水である「雷電様の清水」の極軟水、雪国が育んだ生真面目な魚沼人気質、そして越後杜氏の伝統。
まさに酒の神様に愛された場所です。
一般的に、高品質な日本酒の量産化は製造工程の複雑さから極めて困難と言われています。
確かに、各地にある有名蔵元さんも少人数で造られていることが多いです。
そんな中、八海醸造さんは目標品質の共有を根幹とし、「特別な酒」を大量に造ることを実現されています。

商品説明

やわらかな口当たりと淡麗な味わい。
冷でよし、燗でよしの、八海山を代表するお酒です。
燗をつけたときのほのかな麹の香りもまた、このお酒の楽しみの一つといえます。

生産者 八海醸造(新潟県)
原料米 五百万石・トドロキワセ他
精米歩合 55%
酵母 協会701
度数 15.5度
日本酒度 +4
酸度 1.0
アミノ酸度 1.2

価格 1800ml 2,629円(税込)
製造者 八海醸造
住所 新潟県南魚沼市長森1051番地
電話  025–775-3121
HP https://www.hakkaisan.co.jp/

 

伝心 純米 稲 |一本義久保本店

旨味成分、アミノ酸度が高いお酒
度数、日本酒度、酸度は一般的な数値なので、アミノ酸度の重要性が分かりやすいお酒といえます。
ワイングラスでおいしい日本酒アワードで金賞受賞の常連ですので、冷やしても美味しい純米酒です。

酒蔵

一本義久保本店

蔵があるのは、日本三大名山のひとつ、霊峰白山の懐に抱かれた、奥越前勝山。
清らかな水、美しい田、極寒の冬という酒造りに最適な風土。
その地で明治35年に創業。
以来、百有余年にわたり、福井県の食生活の中で育まれ、
昭和の初めごろより福井県内の酒造家としては製造・販売高ともにトップブランドに成長しました。
地元の契約栽培農家と共に「酒造りは米づくりから、米作りは土壌づくりから」を合言葉とし、その土地の味を表現するテロワールを大切にした「伝心」シリーズはさらなる進化を遂げています。

商品説明

奥越前でのみ栽培されている酒米「越の雫」を全量使用。
この米は2003年にJAテラル越前によって新品種登録され、
現在も年間1,000俵程度しか栽培されていない希少な品種です。
この米によって醸された「伝心 稲」は、
たわわに実った稲穂がやさしく風にそよぐ風景を想像させるような、
「ふんわりと優しく、なめらかな口あたり、ふくよかな味わい」のお酒です。

生産者 一本義久保本店(福井県)
原料米 越の雫
精米歩合 65%
酵母 自社酵母
度数 15~16度
日本酒度 +1.5
酸度 1.3
アミノ酸度 2.1

価格 1800ml 2,530円(税込)
製造者 一本義久保本店
住所 福井県勝山市沢町1丁目3-1
電話 0779-87-2500
HP https://www.ippongi.co.jp/

まとめ

いかがでしょうか。
日本酒は初めは種類がありすぎて、どれを選んだらいいのか分からないですが、
自分の好みが分かれば、じゃあ次は同じ土地の他のお酒を飲んでみよう、
同じようなスペックのお酒を試してみようと楽しみがどんどん増えていきます。

 

また日本各地の、どの蔵元さんも努力を惜しまず酒造りをされています。
ある蔵ではその土地でしか造れないものを、ある蔵では何百年と続く技を代々受け継ぎ、
ある蔵では研究を重ね常に新しいものをと、どの蔵元さんも信念を持たれています。

 

蔵元さんのことも知ってみるとますますお酒が美味しくなりますよ。

是非ご自分の好みの一本を見つけてみてください!

 

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