株式会社酒専やまもと(大阪府茨木市)

大阪府茨木市にて酒屋として創業

株式会社酒専やまもとは、およそ110年前に大阪府茨木市で創業を致しました。

創業当時は日露戦争後の混乱期ということもあり、当時、周りに何もない田舎の困窮する地域社会を見て、先駆けて茨木市において酒屋を始めました。

「人々の生活を豊かにするため人様の役に立ちたい」という創業者の精神が時代を乗り越える源泉となり現在まで承継されてきました。

しかし時代も変わり、流通も大きく変わりお客様のニーズに応えることが出来なくなり弊社も紆余曲折の時期もありました。

その時、初心に戻ってお客様のニーズに徹底的に応える価値づくりを企業理念において一からやり直そうという声のもと、弊社は酒屋の常識を疑う姿勢を身につけて参りました。

当初、なかなか受け入れてもらえないことも多々ありましたが、地道な努力を続けることで少しずつ地元大阪の茨木市のお客様にご理解をいただけるようになり、その結果、現在に至っております。

新しい価値の創造が今ではスタンダードとまでなっており、この事実は弊社が長年成功・失敗を積み重ねて来た結果、本当にお客様にとって良いものを追求する姿勢が評価された大きな要因だと確信しております。

 

創業の精神

人様に寄り添い、笑顔溢れる社会を創る

株式会社酒専やまもとは日露戦争後の混乱期、明治43年(西暦1910年)、創業者山本幸治郎によって「山本酒店」として茨木のまちで創業しました。当時、周りに何もない田舎の困窮する地域社会を見て、先駆けて酒屋を始めました。

創業者の思いは「人々の生活を豊かにするため人様の役に立ちたい」という素朴な気持ちから湧き上がりました。昔の教えで例えるなら「抜苦与楽」と言い、「苦しみを取り除き、福楽を与える」ことで、つまり、お客様にある不満や不便(ふべん)なことを引き受け、楽しみや励ましの言葉を与え笑顔になってもらいたいという強い創業の志でした。

雨の日も風の日も創業者は一人黙々と大阪の茨木にて片道1時間かけリヤカー(荷車)を引っ張り、酒を仕入れて来ては店で振る舞いました。毎日夕方になると近所の人が集まり枡を片手に立ち飲みが始まりました。木桶(きおけ)や大徳利が立ち並ぶ店内で人生や仕事のことを熱く語る場面を見て、酒屋は人間社会の活力に繋がっていると幸治郎は自分の仕事に誇りを感じました。

私たちは、事業の根本に対して、この創業者の精神である「人様に寄り添い、笑顔溢れる社会を創る」教えを受け継ぎ、お客様と、そして社員同士が寄り添わなければならないと考えます。それは100年前の創業当時も今も同じです。酒屋を通じてお客様の人生が豊かになることに貢献し、従業員一同が物心両面の幸福を成し遂げる企業を目指し取り組んでまいります。

 

経営理念

すべては乾杯のために
私たちは美味しい酒との出会いを通じて
幸せのひとときに貢献します

 

私たちの使命

 

世界中に乾杯と世界中に笑顔を

 

私たちの志

 

誠実・信用・真心