最良の米と最良の水と最良の杜氏
賀茂鶴酒造は創業以来、最良の米と最良の水と最良の杜氏に拘(こだわ)り、寒造り・手造りの酒造りに励んでいます。2018年には、会社設立100周年(賀茂鶴命名145年)を迎えました。先人から受け継いだ歴史と伝統を踏まえつつ、「不易流行」で多様化するお客さまのニーズに対応し、日夜研鑽に努める王道の酒蔵です。
杜氏がめざす「甘辛の中庸」
総杜氏である友安氏は「アマからず、カラからず、ピンとしていて、ウマくち、サエ」。この五拍子が揃った銘酒こそ、賀茂鶴歴代の杜氏がめざしてきた「甘辛の中庸」。さまざまな師匠のもとにつきながらその本質を学んできたといいます。
王道のために中道を行く
歴代の杜氏が必死でつないできた酒づくりの本質をきちんと伝えていきたい。若手の杜氏も、いまそれぞれの道を突き詰めようとしています。友安氏は自分は中道を守る。現在は賀茂鶴の製品を安定供給するための総杜氏として賀茂鶴王道の味を守り続けていく。これまで通り、そしてこれまで以上に多くの人に賀茂鶴の魅力を知ってほしい。そのために自身が王道をつないでいく決意で臨んでいます。