何事も自然が一番
「何事も自然が一番」という創業者東喜内の理念を守りながら、「人に優しく、美味しい」ものを造り続ける東酒造でありたいとの想いで次の時代を生きる若く優秀な人財と共に、伝承と研究に忙しい日々を送っています。伝統技術と現代科学が融和した商品開発と品質の向上を常に志向します。
鹿児島市七窪にある大重谷の湧水
昔から、良い水がある所には良い酒があるといわれています。酒造りにとって水は大切な存在です。私たちは鹿児島県内28カ所の湧水を汲んで、丁寧に醸造実験と分析を繰り返し、やがて一つの水源にたどり着きました。それは、鹿児島市七窪という地にある大重谷の湧水。シラス台地という巨大な天然のろ過装置によって生まれた水は、昔から地元の方にも愛されている清らかな水でした。この湧水を使用していることが、口当たりがまろやかでおいしい酒を造ることが出来る理由の一つ。「何事も自然が一番」という私たちの思いとこだわりは、ここにも生かされています。
東酒造の独自技術
スッキリとした飲みやすい酒質を求めて開発した東酒造の独自技術の一つです。焼酎は熟成させる事で、飲みやすく華やかな香りを生み出しますが、それを独自の方法で作り上げた熟成機。タンク内に対流を起こしながらゆらぎを与え自然に気体化したガスを炭でろ過し再度冷却してタンク内に戻すことでアルコールや芋焼酎の独特の臭みを取り除き、より飲みやすい酒質に仕上げることを実現しました。