「オーガニックだからといって品質に妥協はない」。そのポリシーのもと、オーガニック・ワイン生産者としても毎年数多くのメダルを受賞しているステラー・オーガニックス社。ステラー社はオーガニック・ワインの生産者(コントロール・ユニオン・サーティフィケーションズ:オランダの認証)で、かつフェアトレードの認証を取得した世界初のワイナリー。初ヴィンテージ(2002年)から国際大会でもメダルを受賞し、「リーズナブルで高品質なオーガニック・ワイン生産者」として知られるようになり、現在は南アフリカ国内と世界中にオーガニック・ワインを販売しています。2008年にはイギリスでオーガニック・ワインとしてNo.1のブランドに成長!!
フェアトレード(公正取引)は、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す国際的な運動。60カ国で約120万人の生産者、労働者が、さらにその家族を含めると推定約750万人がフェアトレードによる利益を得るまでになりました。
(フェアトレード・ラベル・ジャパンホームページより。)
ステラー社の畑にはアヒルが飼われています。農薬を使わないので、土を掘り返すと虫がいっぱい。アヒル達がその害虫を食べてくれるのです。
労働者たちもステラー社の株を保有していて、販売利益が直接還元されるようになっています。また、ワイン販売の利益の一部を、近隣の託児所(労働者の子供たちもここに預けられている)やのコストや、小学校のコンピューター導入費用に充てるなど、周辺地域の発展にも貢献しています。ワインメーカー(醸造家)は、ウィリアムさんとアシスタントのジョーンズさん。ステラー社では、すべての労働者に技術と経験を学ばせ、技術向上をサポートしているのです。