可能な限りコストを削減してプレミアムワイン用に栽培されたブドウから驚異のコスパワインを生み出すワイナリー、リンカーン・エステイト・ワインズ。1997年よりプレミアムワインを造るべくブドウ栽培を始め、当初は『ペンフォールド』等のプレミアムワインの造り手に良質なブドウを供給。2003年に入り、初めて念願の自社瓶詰めを行いました。
ワイナリーの名前となっているリンカーン港(ポートリンカーン)はオーストラリア屈指の漁場として知られ、マグロの養殖等が盛んに行われている産地。海洋性の気候と恵まれた日照量から農作物の宝庫としても知られています。
リンカーンエステイトのオーナー、ターヴィ氏は、この地でマグロの養殖業や海産業を行う企業のオーナーでもあります。
ブドウ栽培のモットーは、手間隙を惜しまずかけること。使用されるブドウはシャルドネの一部以外すべて自社畑(ペニンシュラズG.I.)で丹精込めて栽培されます。
「もっとカジュアルに手頃な価格で」という市場の要望に応えるべく、使用する瓶、ラベル、パッケージ、キャンペーン費など、抑えられるコストをすべてカットし、驚きの価格設定でプレミアムワインを瓶詰めしています。
成長期の気温はマイルドで日照量に恵まれ、降雨量も非常に少なく、ブドウの木にとって理想的な環境。そんな環境下で成熟したブドウは、ミネラル感豊富なテロワールが表現された良質なブドウとなるのです。
■気候:冷涼な地中海気候
■土壌:鉄分の豊富な粘土質土壌
■気温:1月(真夏)の平均気温 25~15度(夜)
■畑から海までの距離:12km