南フランス、カルカッソンヌ近郊のペセナスで1892年からブドウ栽培を行ってきたマス家。「シャトー・ポール・マス」「レ・ドメーヌ・ポール・マス」をはじめとする自社畑のアイテム、厳選した契約農家のブドウから造られる「イル・ラ・フォルジュ」や「ル・ブラッセ」、そして有機式畑の「レ・タンヌ」と「高品質」であると同時にそれぞれの価格帯における「ヴァリューNO.1」にこだわったワインを世に送り出しています。現オーナーのジャン・クロード・マス氏は受継いだテロワールを重視しながらも、最新の醸造技術やアイデアをいち早く取り入れ、研究と革新を続け、常に広い層に旨いと言わしめるテイストを追求。今やリーズナブルで本格的なスタイルを貫く生産者として、世界各国のコンクールや評価誌、そして専門家たちから高く評価されています。
広大なラングドックの多彩なテロワールから収穫される、様々な個性を持ったブドウを組み合わせることで複雑味と奥行きを持ったワインを生み出すことが出来るとともに、その年のいいものだけを厳選して使うことができるのでヴィンテージを越えて安定した品質のワインをリーズナブルな価格で提供することが可能となります。
ジャン・クロード・マス氏は自身のワインを「アン」「ドゥ」「トワ」の3つにランク分けしていて、「トワ」は最上級を表します。その「トワ」にオーク樽熟成の意の「B(バリック)」を合わせた「トワベー」は最高の樽熟ワインを意味します。
『イル・ラ・フォルジュ』シリーズはマス家が栽培に関して厳しい条件を提示し契約した優良農家のブドウから造られています。品種特性が良く出ており、柔らかさと飲み応えを兼ねそろえたハイ・コストパフォーマンス・ワインとして多くの方々に支持されています。
『レ・タンヌ』にはとにかくコストパフォーマンスを追及した「トラディッション」シリーズと有機栽培のブドウから造られる「オーガニック」シリーズの2つがあります。どちらもブドウ本来の果実味があふれるフレッシュ&フルーティな味わいです。
ジャン・クロード・マス氏は、「自らのアイデンティティの為に、どんなに要望があってもこれより安いワインは造らない」と限界ラインで“魅せる”スーパー・バリュー&クオリティワイン。南仏の豊かなテロワールをたっぷりと堪能できます。