こだわりの収穫
栽培の責任者であるティツィアーノとマッシモの2人がそれぞれの畑の特徴を把握し、最適なタイミングで収穫しています。収獲は元々1回で済ませていたものを、経験により2回、必要ならば3回、と行い最良のブドウを得ている。ここで問われるのは、収獲のタイミング。どんなに回数を分けてもタイミングを誤ればマイナスの効果をもたらしかねない。しかし、テヌータ・サンアントニオではこの難しいタイミングを見分け、より繊細なワイン造りを実現している。この収獲のタイミングのすばらしさというのは、当社のソアーヴェを飲んだら一目瞭然!フレッシュでありながらも余韻の長さを残す。これは、この収獲が効果的に行われている結果。彼らの考える良いブドウとは、
・バランスの良い(香り、酸度、糖度など)味のブドウ
・完熟しているが、酸がしっかりとあるブドウ
また、畑が増えたので、天候に左右される確率が減りました。(畑が多いことで、リスクヘッジができるのです)
最新の設備に細心の配慮
<畑の個性を活かす、小ロット単位の醗酵>33~160HLのステンレス・タンクを所有。容量の大きいタンクは縦方向に長く、上下2室に分かれている。醗酵する容量を小さくすることによって、個々のワインの個性を表現することができる。<最新の醗酵タンク>タンク内に回転するバーがあり、バーからチェーンが垂れ下がっている。バーと一緒にチェーンがタンクの底を攪拌することによって、アルコール醗酵中に酸化のリスクを伴うことなくバトナージュを行うことができる(利点)白・・・① 人件費削減(以前は人の手で行っていた手間が減る)② リスク回避(バトナージュの際、酸化の危険性がなくなり、香りを逃がさなくなった)<最新の温度管理>以前は人が管理をしていたが、全てコンピューターで管理できる為、人件費を削減できると共に人によるミスをなくすことが出来る。