秋田晴のふるさと、新屋
秋田酒造株式会社の前身である國萬歳酒造は、初代 川口新助が網元として業績をあげ蓄財の機会を得て「まるちょうさん」の屋号で創業しました。当時の秋田税務署長 菊地 園氏より明治41年10月15日付で2百石の製造免許を許可されました。当初は「萬歳」でありましたが、日露戦争の大勝を祝し「國萬歳」と名づけられました。また、秋田酒造株式会社は昭和44年、國萬歳酒造株式会社の瓶詰・販売会社として設立しました。両社が平成24年10月1日付で合併し、秋田酒造株式会社となりました。
若い世代が企画し、新たな世代で醸すお酒
はれのち晴れの初ビンテージとなる2020年は、秋田酒造の杜氏が熟練の加藤貢氏から小舘巌氏へと代替わりした年となりました。小舘杜氏の新たな門出と共に、ワイン商社モトックスの平均年齢30歳程度の若い世代が企画を練り上げ、ラベルデザインやコンセプトを考えて作り上げたのがこの「はれのち晴」。古き良きものを踏襲しつつ、新しい感覚や価値観を取り入れ、時代に寄り添ったお酒を開発しました。
ラベルに込めた「はれのち晴」の想い
日本酒を堅苦しく考えてしまいがちな方々に手に取ってもらえるよう、鮮やかさ、可愛らしさにこだわってデザインしたこのラベル。スカッと晴れた爽やかな青空をイメージさせる、フレッシュな香りと飲み心地をラベルで表現出来るよう、色彩や配色・配置にこだわって作成されました。青空を見つめるつぶらで純な瞳の秋田犬は、クリアな酒質と前向きな姿勢の表れ。今日が明け、つぎの日がさらに素晴らしい日になる。そんな前向きな思いを表現しています。