「兵庫県吉川特A地区産山田錦」がつくる酒
日本で一番有名な酒米は「山田錦」で、別名「酒米の王様」。この米でつくられたお酒は様々な品評会で常に高い評価を受けています。その「山田錦」は土壌(土地)と米に関する研究も進んでいて、評価の高い山田錦を生産する地区は特に「特A地区」を名乗れます。「月下の狼」にはその「特A地区」のものだけを使用しています。
巨匠、農口杜氏の心意気を受け継ぐ若手杜氏
このお酒を醸した中村尚人(なおと)杜氏は、現代の名工で知られる巨匠「農口尚彦氏」のもとで修業を積みました。6年間の修業後杜氏として独立してからは、通算5期連続で全国新酒鑑評会金賞受賞。巨匠の技術と心意気を受け継ぎつつ、「蔵が醸す本来の味わいと自分ならではのところを合わせて一歩一歩進化した酒を造り続ける」と語る杜氏の肩には今後一層の期待が掛かっています。
地元である近江を大切に
地元である近江の国を大切にしたブランド展開を行い、地元の農家と契約することで、地域のお客様から大変親しまれております。140年以上前から、旅人たちの間で好まれていた石部の酒は、語らずの酒としても知られ、知る人ぞ知る名酒として知られてきた伝統的なお酒です。そんな歴史のあるお酒を造る技術は現代にまで受け継がれており、日本のみならず世界中で賞を受ける等、もはや日本を代表する日本酒にまで高められました。 しかし、近江の美酒は技術だけで造れるものではなく、地元の農家と契約することで手に入る特別栽培米を使用することでようやく形になるものです。